グレアムおじいさん。
いつものように朝の行水よろしくボディボードをしていたら、ラインアップによく現れるボディサーファーのおじさんが「お前のイイ波乗ってる写真見たよ。ビーチの爺さんが撮ってた」
と一言。
それって誰だろう?と思い尋ねてみると、どうやら毎日のようにマンリービーチのベンチに腰掛けて写真をのんびり撮ってるおじいさんらしい。
すぐにでも写真見に行きたかったけど、波も良いしまだ入ったばかりだし・・・ということでスッカリ忘れて1時間強。上がってライフセービングクラブ横のシャワーを浴びていたら、肩をポンっと叩く人が。
日に焼けた赤ら顔に大きなお鼻。動かしづらそうにした大きな体。そしてシミだらけの大きな手で、ゆっくりと一枚の写真を取り出してくれました。
「去年の7月に撮った写真。フィルムを整理してたら出てきたんだよ」
ちょっとピンボケ気味だけど、オフショアの風で整ったフェイス。冬独特の澄みきった空気に、キラキラと透き通って耀くリップ。そして、乗っているのはまぎれもなく自分です。
「毎日のように海にいて熱心だね」
偶然にも写真を撮ってくれて、しかもわざわざ手渡しに来てくれるなんて、とっても嬉しい!自分でも、じわじわと笑顔になっていくのが分かります。
ありがとうを伝え、別れ際におじいさんの名前を尋ねました。
「グレアム。キミの名前は知ってるよ、毎日いるから連中のほとんどがキミの名前知ってるんだ」
おじいさんはそう言うと、水に濡れた手で写真を駄目にしてしまわぬようゴミ箱からくしゃくしゃのパイの包み紙をあさり、写真を入れて渡してくれました。





nanciiちゃんって こんな素敵なかただったのね。
すてき~